第0回のあらすじ
4月5日。
「たかしま家より。」がついに配信をスタートしました!
第0回では、たかしま家の長男りょうすけ(24)、次男しゅうすけ(21)が自己紹介をしています。
そんな中で出てきた質問「なんで海外大学行ったん?」に、今回は私しゅうすけが答えます。
ひとり語りで関西弁を使うのが難しいので標準語になりますが、エセに厳しい関西人の皆さん、どうぞおゆるしを。。
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*りょう・・・長男りょうすけの呼び名
*UBC・・・ブリティッシュコロンビア大学の略称
「自分の興味のある学問を追求し続けたかったから」
「なんで海外大学?」の質問に短く答えるとこうなります。
多くの日本の大学では、一般教養以外は、自分の学部に関連する授業しかとることができません。千葉大もだいたいそうです。
でも一般的な話をしてもあれなので「海外大学にいきたい!」って思うまでのストーリーを書くことにします。その方がいいですね
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入学時から、留学にはずっと興味がありました。
留学説明会には全部行こうと思って、4月は片っ端から参加していました。けど、正直全部つまんなかった。
海外の風を肌で感じましょう!みたいな文化体験に見えて、それなら旅行でいいやって思っちゃって。
そんな中興味があると思って取っていたのが、初級マクロ経済学でした。
僕は当時経済コースに進もうかなと思っていて、それには必修の授業。
ただ受け続けるうちに気づいたのが、自分は経済学に興味がないってこと。おもしろそうだと思っていたのに、もう全然、いちばん苦手な授業でした。
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6月になります。
いつも通りの火曜日で、マクロ経済学を部屋の後ろで受け終え、ひとりで南門まで歩いていました。そこでふと感じた強烈な思い、それにハッとさせられました。「自分はここにいたくない」
千葉大はすごく居心地の良い場所で、友だちと遊ぶのも、ハンドボールサークルも、好きな授業も、すごく楽しかった。
けど、どこかで不完全燃焼な気がずっとずっとしていて、それは始まってまだ2ヶ月しかたっていなかったけれど、自分の中ではどんどん大きくなっていました。
このまま4年間通う自分に心から満足できるのか。そう思ったとき、違う大学にいこうって思ったのは、自分の中では自然なことでした。
ただその時は特にはっきりした理由もなくて、誰かに言ったら恥ずかしいような熱い思いだったので、誰にも言わず、そのまま一人暮らしの家に帰っています。
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そして、りょうが千葉に来ます。
大学生活についてたくさん話し、話のテーマは留学へ。
「留学説明会ちょっと微妙やったわあ」って言うと、編入の選択肢はあるの?って聞かれて。全くの予想外の選択肢でした。
選択肢が広がると、「自分の本当にしたいことって何だろう?」って考えるように。
”自分は本当に経済学が好きなのか?” ”今の大学で完全燃焼しているのか?”
そうするうちに学校の先生にはなりたくないけど興味のあった教育とか心理学、そして「海外大学」っていう道があるってことを知ります。
そして8月、留学フェローシップのサマーキャンプに参加して会った海外大学生と話すうちに、だんだんと思いが固まっていきました。
「アメリカの大学なら学部にとらわれず自分の興味に従って学び続けられる。」
それが海外受験をする決め手になりました。
その後は、親に海外大を受けたいと電話したり、下宿を引き払って実家に帰ったりで、アメリカとカナダの大学に出願して、
UBCで心理学を専攻する今につながります。
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千葉大に進学したこと、留学説明会で心をひかれなかったこと、経済学に興味をもてなかったこと、海外大学という選択肢を知ったこと。
いろいろ重なって今の自分にたどり着いたんだなあと改めて感じます。
実は一度「海外大学受験をやめて千葉大に帰ろう!」って決めたエピソードもありますが、長くなりそうなのでまた別の機会に。
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話は変わるけど、りょうはいつから海外大学に行こうと思ってたっけ?ずっと大阪に住んでて、海外大学って身近ちゃうかった気がするんやけど。
ということで、第2回は長男りょうすけの海外大学までのストーリーです。まあ僕だいたい知ってるんですけど。
ではみなさん、次回もどうぞお楽しみに!
「第3回は長男りょうすけの海外大学までのストーリーです」って書いてますが次は第2回でした・・・
しゅうすけです。だいたい1200字くらいにしよう!と思うのですが、300字くらい超えちゃいました。。
皆さん、文章を書くときのコツはありますか?参考にさせてください!